フォニックスを学習した生徒について折れ線グラフにしてみた。

フォニックス

前回の記事でもお伝えしたとおり、中学校・高校(と小学校)での学習すべき英単語数は2020年を境に1.7倍にもなります(合計でなんと5000)↑

参考記事:中学校での1800もの英単語をどう覚えるか

この記事では、「フォニックス」を学習した生徒がどう英単語を覚えていくのか、紹介します!

どうぞっ!

フォニックスの習得すべきこと5つ

1.子音

授業では、アルファベットは単語の中に入ると、1つ1つに「仕事」(仕事読み)があるんだよ、と表現しています。

母音(aiueo)以外のアルファベット、すなわち子音の発音をまずはしっかりと学習します。

特に、「bやpなどの破裂音」や「kやsなどの無声音」は何度も練習する必要があります。

2.母音

母音の5つ(aiueo)も並行して学習させていきます。

特に定着率が低い「u」は何度も練習し、「ユー」にならないようにする必要があります。

3.二重子音

「ch」や「sh」などの二重子音と呼ばれる組み合わせも指導していきます。

学習者にしてみれば、別々の「仕事」をしていた2つのアルファベットが、特定の組み合わになったら違う音になるので、定着が低く難しいと言えるでしょう。

さらに二重子音を定着させる上で障害となるのが、chに代表される2つ以上の「仕事」を持つものです。chは「チッ」「クッ」「シッ」と発音されるので、指導に注意が必要です。

また、「gh」のように、単語の最初にある場合と最後にある場合で発音が異なるものもあります。複雑ですが、学習者にとってはこれを乗り越えれば、初見で読める単語はかなり増えていると言えるでしょう。

4.二重母音

次は、「ea」や「ie」などの二重母音です。

二重母音に関しては、ポライトボエルと呼ばれるルールの学習とし、学習者の負担を考え「一文字目をアルファベット読みする」という説明にとどめます。

「ある程度のフォニックスルールを覚え、できるだけたくさんの単語を所見で読めること」で、後の単語学習負担を軽くすることが目標ですので、これに関しては、あまり細かく指導する必要はないと考えています。

5.マジックe

最後はマジック(サイレント)eです。

このルールは、理解さえすれば読める単語が劇的に増えますので、「単語の最後がeの場合、その前の母音をアルファベット読みする場合が多い」と例を提示しながら説明しています。さらに、「cutとcute」など、マジック(サイレント)eがつくことで発音が全く変わるペアも提示できるとさらにいいと思います。

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折れ線グラフで考える

*Phonics = フォニックス

青がフォニックスを学習していない生徒赤がフォニックスを学習した生徒、です。

横軸が期間(時間)縦軸は習得した単語数を表しています。

イメージではありますが、折れ線グラフにしてみました。

両方見ていきましょう。

フォニックスを学習していない生徒

フォニックスを学習していない青の折れ線は、少しずつ着実に英単語を習得していきます。

1つずつ丁寧に学習していく感じですね。

8月に延びていないのは、夏休みだからです。笑

フォニックスを学習した生徒

一方、フォニックスを学習した生徒は、こんな伸び方をしています。

最初の期間4ヶ月位は、フォニックスを学習していない生徒に単語数は及びません。

だって、1つ1つの音とか、文字の組み合わせでどういった音になるかばっかり学習していますから。

分かりやすく日本語で例えると、50音表の「あいうえお」とか「たちつてと」をひたすら勉強しているイメージ。

その間に、フォニックスを勉強しない生徒は少しずつ「たいよう」とか「ほん」とか1つずつ単語を覚えていきます。

「フォニックス」の原則を覚えた生徒は、10月頃にフォニックスを学習していない生徒を逆転して、差ができ始めます。

ちょうど、「50表」を学習し終えた子どもが、どんな単語でも読めるようになり、単語の数が増えていくイメージです。

そして、フォニックスを学習することで初見で読める単語が劇的に増えた生徒たちの単語学習の負担は、劇的に減ります。

浮いた時間を別の英単語を覚える時間に使ってもいいし、他教科の勉強にも使えます。

中1初期に頑張って勉強した「フォニックス」が高校までの6年間、いい影響が出るわけです。

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フォニックスを学習した生徒とそうでない生徒で、かなりの差が出ます。

*画像はあくまでイメージです。

以上、「フォニックスを学習した生徒について折れ線グラフにしてみた。」でした!

フォニックスの勉強をしたい方、コチラをどうぞ↓

体系的に解説されていて、勉強しやすいですよ。

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